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ひさびさ、東野圭吾

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1年ほど前に、マスカレード・ホテル、マスカレード・イブの二部作を読んで以来、ひさびさの東野圭吾

読みやすいな、と思うと自分と同世代作家だったりするが、東野圭吾もその一人。

最近は読後に、この本のインスピレーションは…とか、プロットはこんなふうに…などと勝手に想いを巡らせるのが楽しい。

東野圭吾は言わずと知れたチェーンメーカー(注←私が作った造語です)、切れ目なく新作を発表し続けるところが凄い。

きっと、たった一つのコトバ、ニュース、噂話からさえも、ぱぁっと物語の風景が浮かんできてしまうのだろう。

但し、そこで終わらないのが理工系。
緻密な計算、科学的裏付け、深く広い情報収集をおこたらない。

だから東野作品は、説得力が違う。ずしり、と重い。

この作品はライトへビュー級。
読みやすさはそのままに、テンポの良さで一気に読めてしまう。

好きな作家、ベストテンを並べるのであれば、ジュール・ベルヌエラリー・クイーンパトリシア・コーンウェルなんかに混ざって邦人作家の1位、2位を争うに違いない。

さて、次は何を読もう?